仕事でも、家庭でも、何か問題や困難が発生したとき、どう解決しようかとまず考えると思います。
そこでやりがちなことは、“いきなり考え出してしまう”ことです。
いきなり解決策を考え出してしまうと、全体が解決する施策が思いつかず、ぐるぐると議論が回ってしまい、解決に時間がかかってしまうものです。
そこで、最初にすべきことは、“困難を分割せよ”ということです。
例をあげてみます。
例えば、デート中にパートナーが怒っているとしましょう。
ランチの行列に並びながらイライラしている。
この課題を分割すると、例えば、以下のようなことが挙げられます。
1.食べたいオムライス屋さんの列が長いことにイライラしている
2.おなかが空いてイライラしている
上の2つは、別の課題です。
この場合、1はすぐに解決できませんが、
2は、お菓子を買ってきて、少しつまむことで解決ができます。
そうなると、課題がひとつ減り、前向きに列に並べるようになるものです。
一見、ひとつの課題に見えることでも、分解し、ひとつずつ解決することで、より早く、解決ができます。
MicroSoftの創業者のビル・ゲイツも、困難の分割を実践していたエピソードが、
この本に紹介されていました。
私が、仕事のスピードで悩んでいた際に大変参考になった本ですので、
参考に、読んでみてはいかがでしょうか。
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