上司や部下、顧客は、なぜこうなんだろう。もっと、こうしてほしい・こうすればいいのに と思ったことはありませんでしょうか。
私はこのことについて、何年も悩み、今でも考えてしまうときがあります。
しかし、私の中で、たどり着いたひとつの結論は、
人は変わらない
ということです。
これ、よく言われることですが、なんとなく腹落ちしていませんでしたが、やっと最近わかってきました。
「人はみんな違うんだから尊重すべき」とかそういう考えではなく、
自分勝手な考え方ですが、
「人は変わらないのだから、時間をかけても無駄」「この人のために、時間やエネルギーを使うのはもったいない」
と考えるようになりました。
人を変えたいというのは、「もっとこうしたらいいのに」と、教えてあげることです。
でも、自分の大切な人でもないのなら、教えてあげる必要はないのです。
大切な人、自分自身のために、時間を使うべきです。
有名な著書なので、ご存知の方も多いと思いますが、
「人を動かす」の一番最初のエピソードに次のようなものがあります。
ニューヨークのある凶悪犯が、刑務所で、
「自分の身を守っただけで、こんな目にあわされるんだ」
と、つまり、
“私には私の理由があったんだ” という内容を語ったそうです。
凶悪犯ですら、全く自分に非がないと考えているのだから、
私たちの身の回りの人たちも当然、
考えを変えさせることなんて、できないですよね。とても有名で、良い内容でしたの参考にしていただけますと幸いです。
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